2020/06/28

・人と話すときに、みんな知っているけれども日常生活で基本発することのない言葉をサラッと使うと、ウケるかもしれない。

・人を笑わせるためには言語的表現力が必要だ。表現力とは簡単に言うと、言い換える能力、言いたいことを婉曲的に言う能力のことだと考えている。そのためには類義語や、認知度が高いものの日常会話で口にのぼることのない単語に対する豊かな知識がほしいことろだ。

・外国語学習は手段であって目的ではない。私にとっては外国語は、自分にとって興味のあるコンテンツを楽しむための道具だ。網羅的な知識なんて必要ない。自分にとって興味のある事柄にまつわる単語を学べばいいだけだ。

「そんな勉強法は本当にその言語を理解することはできない」という人もいるかも知れないが、外国語を「本当に」とか、「真に」理解することなんてネイティブでも出来ないのだから、到底出来ないものだと考えたほうがいい。検定なんて学習者間でのレベルの優劣をつけるための道具であって、そのため難易度が高い級になればなるほど実践的な問題は出されなくなってくる傾向にある。

「私にはその言語を使って何かしたいことがないです。そもそもその国の文化についてすらよく知りません」という人もいるかもしれない。では、逆にこう考えてみよう。将来興味関心が持てるような物事、楽しい出来事、人たちに出会うために語学勉強をするのだと。少なくとも、ただ学校から与えられたカリキュラムに従って時間がすぎるのを待つよりは、有意義な時間を過ごせるのではないか。